
Phlox
pulvinata
フロックス・プルビナータ (ハナシノブ科)
フロックス属の植物は、ほとんどが北米に産し、70種もの種類がある。属全体に共通する性質として、乾燥気味の土壌環境を好むが、形態は多様で、マット状に生育する種類や、大型の草本、半潅木(亜低木)、開花結実すると枯れる2年草もある。
その中で、もっとも広く栽培されているのは米国東部・アパラチア山脈原産のフロックス・スブラータ(シバサクラ)で、花色の変異の幅も広く、性質は強健で、園芸的に優れた性質を持っている。
ロッキー山脈とその周辺の高地には、シバサクラよりも更に小型のマット状、ドーム状クッションになる種類が何種か知られ、中にはコケ状マットで青い花を咲かせる魅力的な種類もあるが、自生地は冷涼で乾燥した岩礫地で、日本の高山であればコマクサが生育するような環境に匹敵し、高温多湿の日本での栽培は難しい。。
写真のフロックス・プルビナータもその一つで、この個体はワイオミング・ロッキー3000mでの採種実生株。
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